柿の木物語
伐採が終わり、製材所に持ち込みました。
いよいよ中身を拝む瞬間がきました。
それにしても、おもしろい断面模様で、期待が膨らみます。
天板接ぎ合せ・切断の様子です
残材の良いところでコースターを作りました。
この木のオーナーさんがよく行く(私もそこで知り合った)スナックへのプレゼント品です。
今夜にでも届けに行ってこようかな・・・?
乾燥機で乾燥して頂きましたが、割れがひどくなってきたので、半生状態で了解の上、加工する事になりました。
皮近くの悪いところを捨て中心の巾300mmを3枚接ぎ合せて、天板を作ることにしました。
天板・脚は組立前にオイルの吹付け塗装を施しました
脚部の加工・組立の様子です
これは幹の根元の輪切りです。
入り皮・虫穴・腐りと三変化のとっても面白い?
飾り台です。
同じくオイルの吹付け塗装です。
施主さんと、そのお知り合いの料理屋さんの開店お祝いの分とで、2台製作しました。
あとは、残った材料で脚部の木取りです。
天板用に中心部の良い所を使ったので、虫穴を入れないと、脚が取れませんでした。
また、それも面白いかな?
と言うことで、こうなったら気にしている事もできません。
何とか脚材を確保して、製作に掛かる事にしました。
しかし、ここで仕事が忙しくなり、材料が半生状態ということもあり、少し乾燥期間をおく事にしました。
中心付近の製材の様子です。
皮付近は無数の虫穴・腐りが有りましたが、中心付近はご覧の通り、何とも言えない面白い模様です。
結局、製品はダイニングテーブルと決まり、乾燥時の反り・ねじれを考慮して天板は90mmの厚みで製材して頂きました。
これが荒削り状態です。
面白い模様の天板になりそうです。
そして組立て完成です